フィンランドの教育
長男は、来年から小学生になる。
今、いちばん気になっているのが、学校のこと。
田舎でのんびり子育てがしたい。
子どもの自由を尊重したい。
自然の中で過ごす時間を大切にしたい。
そんな思いが強い。
だから、座っている時間が多くなり、遊ぶ時間が少なくなるのが心配。
南アフリカへ行った時、子ども達の目はキラキラしていた。
日本の子ども達の目は、キラキラしているかな?
これって、子どもの自由度なんじゃないかな。
目の輝きは、毎日が楽しいからだと思う。
「やらなければならないこと」がいっぱいあると、楽しみが減っちゃうよね。
学校は、「勉強しなければならないこと」がありすぎると思う。
勉強して、いい大学に入るため?
勉強したら、幸せになれるの?
フィンランドでは、幸せになるための教育をしているようだ。
しかも、世界でもトップレベルの学力を持つ。
マイケル・ムーア監督が取材した動画をYouTubeで見たら感動!
『勉強量=学力』じゃないんだ!
宿題がない。
統一テストがない。
だから、子どもは、帰宅してから、自由に遊ぶ時間が十分ある。
子どもでいられる時間は、短いんだもの。
めいいっぱい、楽しい経験をしてほしいな。
そして、もう一つ素敵なのが、公立高校のレベルはどこも同じこと。
教育でお金をとってはいけないらしく、私立は学校を作らない。
だから、裕福な親は、教育の質を求める。それで公立が変わったようだ。
思いやりの心は、そういうところで育つ。
みんなが同じ環境で育つと、みんなが幸せになれる社会になっていくんじゃないかな。
子どもの成長を感じるとき
幼稚園の発表会で、思わず涙が出てきちゃった。
うちの息子くん、歌ったり踊ったりは好きで、おうちではノリノリ。
でも、人前で踊るのは嫌がっていた。
2週間前、熱で2日間お休みしたら、その次の日も、咳がちょっと出るのを言い訳に、完全に咳が出なくなるまで行かない~と言い出した。
ごはんは普通に食べるし、外に出て遊んだり、ぬり絵も集中してやってるし、具合は大丈夫そう。
幼稚園は、「ダンスとかばっかりで嫌だ~」だと。
発表会に向けて練習が多くて、自由に遊べる時間がないらしい。運動会のダンスも、全然やる気なしだったから、こりゃ行くの時間かかるかなぁと思っていたら、案の定、1週間休んだ。
完璧主義だから、ダンスのビデオを撮って、おうちで練習する作戦にしたら、「幼稚園へ行く」と気持ちがチェンジ!
先生に、「今日の練習でばっちりだから大丈夫」と言われ、自信がついた様子。
それからは、すごく楽しみにしていて、早く発表したいなぁと気分るんるん(^^♪
そして、当日の朝、「楽しみで眠れなかった~」と早起き。
保護者が大勢集まる中、ダンスと歌と劇を披露。
子の成長って、感動させてくれるなぁ!
先生がうるうる。成長を間近に見ているんだもの、感動だろうなぁ。
親御さんもうるうる。
わたしも、最後の歌を大きな声で歌っているのを聴いて、涙がポロリ。
終わった後、「緊張した?」と聞いたら、「全然」だって。
子どもは、子どもの世界で、自分の時間を生きているんだね。