しつけ・その1
子どもに、しつけは必要なのでしょうか。
第1子妊娠中に、育児系の本を読みあさり、池川明さんの本に出会いました。
「子は親を選んで生まれてくる」
子ども達の、お母さんのおなかの中にいた時の記憶(胎内記憶)から得た結論です。
この本を読んで、子どもは神様だと思いました。
だから、子どもに教えることは何もないのだ。
むしろ、親に、素直な感性を教えてくれるために、生まれてくる。
だから、子どもに寄り添っているだけでいいと。
イヤイヤ期になり、わたしの思い通りにならないことが始まります。
そんな時、とっさに出てくるのは、わたしの親がしつけてくれたことなのですね。
でも、本当にそれは必要なしつけなのか、自問自答するわけです。
長男が6歳になり、あれこれ教え諭したくなります。
世間でも、社会で生きていくために自立させるのが親の役目だと思われていますよね。
だから、社会のルールを子どもに教えない親はだめだと思われるでしょう。
でも、親ができることって、提案なんですよね。
ルールを教えたところで、子どもの気持ちもあります。
順番を守るとか、教えた通りにできたとしても、納得していないかもしれません。
そうなると、余計なおせっかいです。
子どもが自分で気づいて、自然に学んでいけるような提案がよい気がしませんか。