子育てについて思うこと・その1
子育てとは何なのか。
2人目までは、子育てに自信を持っていた。
どうしてそんなに自信があったのか自分にもわからない。
親への反発心からなのか、若かったからなのか。
まだ自分に余裕があったからなのか。
何事も恐れなかったし、面倒に思うこともなかった。
でも、三男坊が7ヶ月頃~自我が芽生えてくると、私の中の何かが変わり始めた。
子育てって何?
どうしてこんな大変なことをしているの?
なんのため?
いつまで続くの?
ふと、そんなことを考えては、ドツボにはまっていた。
私が思うに、3人の子ども達を、ひとりでみるのは無理なのだ。
そこで、手放すようになる。
そうすると、これまで自分が大切にしていた軸がぶれてくる。
それで、あれこれ疑問に思い始めたのかな。
毎日同じことの繰り返し。
ご飯を作り、配膳して、かたづける。一日に三度だ!
こぼすし、手づかみ食べの乳児は、その辺ご飯粒だらけ。
ぐちゃぐちゃの机の上と、床を片付けることになる。
雑巾がけを何度もやる。
子ども達のわがままに対応して、夜泣きで十分眠れず、自分の時間がなかった。
育児ノイローゼだったのかな。
これまで、人生ハッピー!いっぱい楽しもう!って生きてきた。
それなのに、子育てや、人生についても、本気で考えてしまったから大変。
答えのない問題をもんもんと考えて、ぐるぐる。
風邪で寝込み、気力が出なくて、立ち直れなかった。
子育ての答えは見つからないもの。
もんもんと考えてしまったら、周りに頼って、自分をリセットしよう!
親というもの
親とは何なのか。
自分自身を振り返ってみる。
幼い頃、親は何でもワガママをきいてくれるのが当たり前だと思っていた。
やってもらえなかったり、話を聴いてもらえないと、怒っていた。
思春期の反抗期でも、自分の方が正しいんだと生意気真っ盛り!
社会に出てから、感謝の心が芽生えるものの、考え方の違う、分かり合えない存在だと思っていた。
家庭を持ち、子どもが生まれてから、親のありがたみを感じるようになった。
でも、「こうやって育ててほしかった」という願望が強く、親の育児アドバイスは受け入れず、自分の方が子どもの心の声を聴いた育児をしていると思っていた。
それが今、子どもが3人になって初めて、親に100%ありがとうの気持ちになれた。
私は、願望を十分聴いてもらっていたし、恵まれた環境を与えてもらっていたことに、ようやく気がつき、親に尊敬の念が生まれた。
当たり前のことは、なんて気がつきにくいのだろう。
親って、そんな当たり前の環境を作り、子どもの心に寄り添い、不当な言い訳をされても、子どもを愛してやまない存在なんだと思う。
私はまだ、親業6年生!
親は大先輩!愛が深い。
子どもは、親孝行をしようと、喜ばせようと、誕生日や母の日にプレゼントをする。
何か作ってあげようと思う。
でも、親になってみて思う、一番の幸せは、子どもの幸せ。
子どもが笑っている。すやすや寝ている。それだけで親は幸せなのだ。
だから、一番の親孝行は、子どもが顔を見せて、話をして、幸せをアピールすることじゃないかな。
それだけで、親はきっと元気になれる。
年末年始は帰省する?
冬休みになり、家の中はてんやわんやです!
子どもの数が増えると、相乗的に賑やかになります。
男兄弟なので、戦いごっこだの、おもちゃの取り合いだのやっています。
楽しそうにキャハキャハ遊んでいたかと思うと、泣いている次男。
少し前までは、手を出さなかった次男ですが、最近は手を出すようになりました。
お兄ちゃんに「何があったの?」と聞くと、自分が怒られたと思う兄。
「先にやってきたのは弟なのに、どうして怒るの?」と言われます。
聞き方にも、要注意ですね。
さて、一日中そんな喧噪の中にいると、気持ちが落ち着きません。
祖父母に、子ども達の相手をお願いしたいところです。
我が家では、パパが休暇に入ったら、家族で帰省の予定でした。
でも、わがまま長男は、ゲームをいっぱいやりたいから、一人で行きたい。
次男は、お兄ちゃんと遊びたいから、お兄ちゃんが行くなら、自分も行きたい。
お兄ちゃんは、弟と一緒は嫌だそうです。
たぶん一人だけ可愛がってほしいのかな。
子どもだけで行くとなると、1週間のうちに、送りと迎えで2度行き来しなくては!
車で3時間の距離で、年末年始はいつも渋滞だから、それはパパもしんどい。
どうせ実家でゲームざんまいになるのなら、と提案してみました。
「冬休みだけ、お家でもいっぱいゲームやっていいよ。特別だよ!」
これには乗り気の様子です。
そんなわけで、年末年始はお家で過ごすことになりそうです。
帰省して、お雑煮だの、おせち料理だの母に甘える魂胆が・・・。
子ども達と作っても楽しそうだから、まったり家族団らんもいいかもなぁ。
おねしょ卒業!その2
次男の毎晩のおねしょ、良い対策がなくて、あきらめていました。
暑がりなので、オムツをするのはかわいそうだという気持ちが強かったのです。
そのうち、三男を妊娠。
自分の身体のことが優先になり、気持ちに変化が起きました。
もうコリゴリ。大変だからオムツをしてほしいと思い始めました。
そして「おねしょするなら、オムツをしてよ」と怒ってしまいました。
めんぼくない。
人間、限界まで我慢するのは、よくないですね。
我慢すると、怒りをコントロールできなくなると思います。
結果、怒ったことで、オムツをするようになりましたよ。
でも、すごく自然体な子なので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ようやっと、毎日の布団干し、シーツ洗いから解放されて、楽になりました。
赤ちゃんに影響しそうな私の気持ちは、平穏になりました。
それでも、オムツのくっつく感じが嫌みたいで、たま~にとっていました。
たまのおねしょなら、まぁいいや~と、オムツ外しを気にしなくなりました。
それから1年半ほど経つでしょうか。
4歳になり、ふと夜中、トイレに起きるようになったのです。
幼稚園の体験入園が始まり、お兄ちゃんという気持ちが芽生えたのか。
教室で、私と離れても泣かなくなり、友達と遊ぶことが楽しくなってきた様子です。
心が成長したのでしょうね。
「オムツをしなくても大丈夫だね~」という日が来て、ほっとしています。
夜中「一緒にトイレに行こう」と起こされたりはしますが。
とても心配した時期もありましたが、忘れた頃に、子の成長はやってきますね。
おねしょ卒業!その1
次男、4歳にして、ようやっと、おねしょを卒業しました!
対策できず一番の困りごとだったので、もう嬉しくて(涙)。
さて、子育てのメインテーマのひとつ、トイレトレーニング!
いつ、どのように、オムツを外すのか?
今や、通気性に優れた紙オムツが開発されていますね。
オムツ外しを急ぐ風潮もないので、だんだん遅くなっているようです。
女の子よりも男の子の方が遅いようで、3歳がひとつの節目な感じがします。
そして、夜のオムツ外しに時間がかかる子もいます。
幼稚園に通うようになっても、夜はオムツの子が、意外といます。
まずは、排泄する感覚を知ることから始まります。
次男は、生後半年頃~おむつなし育児をしていました。
おむつを外して、排泄したい素振りを観察します。
気が向いた時にやっているだけでも、結構わかって面白いものです。
長男は、トイレを嫌がり、おまるが好きな子でした。
次男は、お兄ちゃんを見ているからか、すんなりトイレでしてくれました。
1歳8か月頃にはオムツが外れ、外出先でもちゃんと教えてくれたのです!
でも、おねしょが問題でした。
長男は、夜でも起きてトイレに行く子だったのです。
次男は、一度寝たら、起きない子です。
しかも、寝る前にオムツをしても、夜中オムツを勝手にとってしまうのです!
これにはもう、ほとほと困りました。
冬場は、排泄の回数も増えるので、2歳頃~もう毎晩おねしょです!
おまるを枕元に置いてみたものの、おまるでするのは嫌。
時間を見て、トイレに連れて行くものの、うまくいきません。
私のパジャマがびしょ濡れで、寒くて起きたことも何度かあります。
それでも寝ているのだから、大したものですよね。
もうじきクリスマス・その2
クリスマスプレゼントを何にするのか、もう決めましたか?
あげないおうちもありますね。
シンプルで素敵ですよね。
我が家では、今年は一人3個ゲットになりそうです。
まず、サンタさんからのプレゼント!
子どもが喜びそうな、知育系のおもちゃを、勝手にパパ&ママで選びます。
動物将棋が好きな長男には、好きなキャラクターの、将棋と囲碁が楽しめるセット。
次男には、家族で楽しめそうなジェンガです。
パパが子どもの頃楽しかったものや、買ってもらいたかったものです。
プラス、普段食べられないお菓子をいろいろ袋詰めにします。
この時期になると、じぃじ&ばぁばも「プレゼント何がいい?」と聞いてくれます。
ここで、子ども達が本当にほしいものをお願いしています。
子どもは、誰が買ってくれたのか、よく覚えていますね。
だから、祖父母にとっても、その方が嬉しいかなと思うのです。
あと、多少値段が高くても、買ってくれちゃいます。ありがたや~。
次男は、お兄ちゃんが誕生日に買ってもらったトラック!
長男は、ゲームがほしいそうで……まだ持たせたくないので、相談中です。
さらに、今年は特別で、パパ&ママからのプレゼントもあります。
初めての、新しい自転車です。
これまで、お下がりの年代物14型を、兄弟で使っていました。
といっても、お兄ちゃんは所有欲が強く、弟が使うのは気に入らない様子。
弟も乗りたい年齢になり、自分のが新しくほしいそうです。
小学生になるお兄ちゃんには、14型は小さい。
そんなわけで、16型と20型の自転車を買うことになりました。
プレゼントざんまいの子ども達です。
もうじきクリスマス・その1
クリスマスまで、あと1週間となりましたね。
子どもが赤ちゃんの頃は、クリスマスはキリスト教のお祝いだよね。
なのにプレゼントをあげるのって、教育上どうなんだろう?
と真剣に考えたこともありました。
でも、いまでは、子どもが喜ぶことは一緒に楽しみたいなぁと思います。
イベントで、サンタクロースさんからプレゼントをもらいますよね。
ちょうど今年は、幼稚園のクリスマス会と、弟のクリスマス会が同じ日でした。
「世界中の子ども達にプレゼントを届ける」と聞いたこともあり、サンタさんは「一人ではなくて、きっといっぱいいるんだね」と納得したようです。
アンパンマンショーなどの着ぐるみ系は、「中に人が入っているから本物じゃないんだよ」とクールな長男。
それでも、サンタクロースは本当にいると信じているので、かわいいものです。
クリスマス会で、実際に会えるサンタさん。
クリスマスにこっそりお家に来て、プレゼントを届けてくれる、会えないサンタさん。
両方いると信じています。
お家に来るサンタさんに何をお願いしようかな~と、楽しそうに考え中ですが、どうやって買うのか問題です。
自転車をクリスマスプレゼントにしようと思っていたのですが、これは失敗に……。
実際に乗ってみないとサイズがわからず、自転車屋さんに行きました。
自分の好きなものを選んでいるうちに、今すぐ乗りたくなった次男。
買う段になり、ここでサンタさんにお願いするのも、なんだか嘘っぽいので、特別なプレゼントになりました。
フィンランドの教育
長男は、来年から小学生になる。
今、いちばん気になっているのが、学校のこと。
田舎でのんびり子育てがしたい。
子どもの自由を尊重したい。
自然の中で過ごす時間を大切にしたい。
そんな思いが強い。
だから、座っている時間が多くなり、遊ぶ時間が少なくなるのが心配。
南アフリカへ行った時、子ども達の目はキラキラしていた。
日本の子ども達の目は、キラキラしているかな?
これって、子どもの自由度なんじゃないかな。
目の輝きは、毎日が楽しいからだと思う。
「やらなければならないこと」がいっぱいあると、楽しみが減っちゃうよね。
学校は、「勉強しなければならないこと」がありすぎると思う。
勉強して、いい大学に入るため?
勉強したら、幸せになれるの?
フィンランドでは、幸せになるための教育をしているようだ。
しかも、世界でもトップレベルの学力を持つ。
マイケル・ムーア監督が取材した動画をYouTubeで見たら感動!
『勉強量=学力』じゃないんだ!
宿題がない。
統一テストがない。
だから、子どもは、帰宅してから、自由に遊ぶ時間が十分ある。
子どもでいられる時間は、短いんだもの。
めいいっぱい、楽しい経験をしてほしいな。
そして、もう一つ素敵なのが、公立高校のレベルはどこも同じこと。
教育でお金をとってはいけないらしく、私立は学校を作らない。
だから、裕福な親は、教育の質を求める。それで公立が変わったようだ。
思いやりの心は、そういうところで育つ。
みんなが同じ環境で育つと、みんなが幸せになれる社会になっていくんじゃないかな。
子どもの成長を感じるとき
幼稚園の発表会で、思わず涙が出てきちゃった。
うちの息子くん、歌ったり踊ったりは好きで、おうちではノリノリ。
でも、人前で踊るのは嫌がっていた。
2週間前、熱で2日間お休みしたら、その次の日も、咳がちょっと出るのを言い訳に、完全に咳が出なくなるまで行かない~と言い出した。
ごはんは普通に食べるし、外に出て遊んだり、ぬり絵も集中してやってるし、具合は大丈夫そう。
幼稚園は、「ダンスとかばっかりで嫌だ~」だと。
発表会に向けて練習が多くて、自由に遊べる時間がないらしい。運動会のダンスも、全然やる気なしだったから、こりゃ行くの時間かかるかなぁと思っていたら、案の定、1週間休んだ。
完璧主義だから、ダンスのビデオを撮って、おうちで練習する作戦にしたら、「幼稚園へ行く」と気持ちがチェンジ!
先生に、「今日の練習でばっちりだから大丈夫」と言われ、自信がついた様子。
それからは、すごく楽しみにしていて、早く発表したいなぁと気分るんるん(^^♪
そして、当日の朝、「楽しみで眠れなかった~」と早起き。
保護者が大勢集まる中、ダンスと歌と劇を披露。
子の成長って、感動させてくれるなぁ!
先生がうるうる。成長を間近に見ているんだもの、感動だろうなぁ。
親御さんもうるうる。
わたしも、最後の歌を大きな声で歌っているのを聴いて、涙がポロリ。
終わった後、「緊張した?」と聞いたら、「全然」だって。
子どもは、子どもの世界で、自分の時間を生きているんだね。